車ローン完済前に債務整理するとどうなる?手続きごとに解説!

自動車ローン返済中の人にとって、債務整理すると車はどうなるのかというのは気になるところですよね。

ここでは、債務整理の手続きごとに車ローンがどうなるのかを解説するとともに、債務整理後の自動車ローンが組めない時期についても説明します。

債務整理の種類ごとに車ローンがどうなるか解説

債務整理には任意整理・個人再生・自己破産といった種類があり、どの手続きをとるかによって車ローンがどうなるのかが違います。

任意整理

任意整理は裁判所を通さずにお金を借りた会社と直接交渉する債務整理であり、返済中の車ローンを整理の対象から外せるので、車を残して借金を減らせます。

個人再生

個人再生は裁判所を通して元本を減らしてもらう債務整理なので、返済中の車ローンも含めたすべての借金を整理しなければならないというルールがあります。

車ローンを結ぶときは、ローン完済まで車はローン会社のものであると定めた「所有権留保」が条件に含まれていることが多いです。

所有権留保がある車ローンが整理されると、車はローン会社に回収されてしまいます。

一方、銀行などの車ローンでは所有権留保がないことがあり、その場合は車を手元に残すことができます。

自己破産

自己破産は裁判所を通して財産を処分する代わりに借金をなくしてもらう債務整理なので、返済中の車ローンも整理されます

自己破産の場合も所有権留保がなければ車を回収されることはありませんが、20万円以上の価値がある財産は処分しなければならないため、査定額が20万円以上の車を残すことはできません

債務整理後は車ローンが組めない期間がある

債務整理をすると銀行やローン会社などが加盟している「信用情報機関」に債務整理をしたという情報が登録されます。

信用情報機関に加盟している会社は債務整理の情報を見ることができるため、債務整理後に車ローンを組もうとしても審査に落とされてしまうことになります。

信用情報機関に情報が登録されるのは任意整理なら5年間、個人再生や自己破産なら510年間です。

この期間が終われば信用情報機関の情報が削除されるので、元のように車ローンが組めるようになります。

まとめ

車ローン返済中に債務整理をする場合、任意整理なら車ローンを対象から外せるので、最も車を残しやすいです。

個人再生の場合は車ローンが必ず整理されますが、所有権留保がない車ローンなら車を手元に残すことができます。

自己破産でも車ローンが整理されることになりますが、所有権留保がない車ローンの場合でも財産の処分があるので、査定額が20万円以上の車は残せません。

また、債務整理後は任意整理なら約5年、個人再生・自己破産なら約510年の間、車ローンが組めなくなります。